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執筆者の写真Naomi Ebihara

Moon River

5年ほど前に離婚をして。昨年5月に両親の住まいのそばで暮らせるように、子供たちを連れて35年住んだ東京を離れて故郷へ越してきました。

これまで生活のためにすべてのチカラを注ぐために、十数年続けていたボサノバボーカルの活動も休止してきました。 でも最近になって。

すべてを注いで生活するよりも。

すべてを注いで生きることのほうが、大事だと。

ストンといきなり腑に落ちてしまった。 生きるとは、自分が大事にしているものをもっと大事にすることかな? これからは、良いと思うことをどんどんやっていきたいと思います。 一生けんめい歌ってきた、あの頃の自分も大事にしてあげよう。 昔の歌の動画をこんな風に少しずつ手に取りながら、これからのチカラにしていきたいと思います。

ムーンリバー  作詞:ジョニー・マーサー、作曲:ヘンリー・マンシーニ


映画、ティファニーで朝食をの中でオードリーヘップバーンが窓辺でギターを弾きながらうたったことで有名になった歌ですね。 Moon Riverとは、海に月明かりが白い道のようにまっすぐ続いているのを、まるでお月様へ続く道のように見えるので、そう呼ぶのだと教えてもらったことがあります。 でもこの歌の歌詞のなかでは、明らかに川面に落ちた月明かりのかけらが、まっすぐ水平線まで続いて見えている。 そんな月明かりに照らされた、海のように広い川の川岸に座って、子供のころから、いろんなことを川に語りかけながら育ってきた歌の主人公の姿が見えてきます。


いつも歌っているときに、見えている景色とストーリーを

意訳として書いてみます。

この曲を聴くとき、ぜひ美しい月の光がきらめく夜の大きな川を思い浮かべてみてください。

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Moon river, wider than a mile

I'm crossing you in style some day


ムーンリバー

あまりにも広い川

でもいつか渡ってみせる


Old dream maker

You heart breaker

Wherever you're going

I'm going your way

夢を見せてくれたり

その夢を壊したり

でも僕は君についていく

Two drifters, off to see the world

There's such a lot of world to see


二人の漂流者がまだ見たことのない世界を見るために渡っていく


We're after the same rainbow's end,


僕らは一緒に同じ夢を見ている仲間


waiting, round the bend

My Huckleberry Friend,

Moon River, and me


いつも、その川べりで待っていてくれる

僕の古いともだち

ムーンリバーと僕





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